寺泊 野積海水浴場でノンビリ

八月初旬。
梅雨が明けたばかりの寺泊、野積海水浴場。

信濃川を挟んで反対側の、寺泊中央海水浴場とは
まったく違って、静かでノンビリした海水浴場。
海に迫る山側には、ちょっと大きな滝があって
海に流れ込んでいる。



雨にたたられ気味だったが、1日キレイに晴れた。
人も少なくて、浜もキレイ。
水も比較的キレイで波もおだやか。
何より、テトラがないのが良い。



海の家も空いていて
よかった。



このあと、佐渡島に夕日が沈んでいく。
美しい夕暮れを味わえる。



オススメの穴場海水浴場。


野積はテトラのない、数少ない海水浴場だが、
新潟の海水浴場は、ほとんどテトラポットに覆われている。

今も、次々にテトラ投入計画が進んでいる。

確かに、ダムによる砂の供給減少と、
冬の荒波で、砂はドンドン流出しているのは確かだが
安易にテトラ投入を続けるのはどうかと思う。

テトラの危険性は、もう何十年も前から指摘されているし
景観的にも美しくない。

もっと最新の研究を利用して、砂の流出を食い止められないのだろうか？
綺麗な海岸線を維持するために。

世界有数の海岸線をもつ日本で、
その8割に人工的な護岸構造物が接地されている。
もっとも多いのがテトラだ。
テトラだらけの国。

かつて「うつくしい国」という書物を出した首相は
今、「国土強靱化」の名の下に、
テトラ投入計画を加速させている。

美しい海を守るために、もっと知恵を絞るべきだ。