千葉県館山市平砂浦で熊と遭遇
2023年9月2日、平砂浦でサーフィン上がりに、防砂林の中の道で熊と遭遇した。
大きさは四つん這いの状態で、ゴールデンレトリバーの2倍くらい、
僕のお腹かミゾオチくらいの高さがあっただろうか。
体幅も人間より一回りか二回り大きそうに見えた。
駐車場であるRECAMP館山を通して警察に連絡してもらったが、
館山警察署は猪との見間違えとして処理。
確かに、あのような場所で熊と遭遇することは考えずらいが、とはいえ、
遭遇者である僕に詳細の確認もなしに猪と断定されてしまったのは少し残念。
9月5日に館山署に電話をして詳細を説明しようとしたが、
初めから全くとりあう気もない態度だった。
あの獣は熊だったのか、猪だったのか。
備忘録として経緯と状況を書き記しておく。
海上がりという事で、スマホもGoProも持ち合わせていなかったため、
ネットで当時の状況に近い写真を拾って、転記させていただく。
波チェック時の平砂浦。
——
サーフィンを終えた時間は正確には分からないが、
日没までに着替え終わるタイミグを計り、
海岸から駐車場に向かった。
その日の日没時間は18:06。
なので熊と遭遇した時間は、17:30~18:00までの間である。
海から上がり、夕日に照らされた綺麗な雲を見ながら、堤を下り防砂林の砂利道に入った。
平砂浦は駐車場から海岸まで、数分間、防砂林の中を歩く。
その日、駐車したのはRECAMP館山(旧ファミリーパーク)の駐車場。
防砂林を半分ほど歩いた所で、前方に大きな黒い獣が見えた。50mくらい先だろうか。
下を向いて何かクンクンしているように見えたので、
地元の人が大型犬を夕方の散歩に連れ出したのだろうと思い、
近くに飼い主が居るだろうと、構わずに近づいて行った。
ちょうどこんな感じでモゾモゾとしていた。↓
それにしてもやけにデカいなと、飼い主が見当たらないなと思いつつ、
30mくらい近づいた位だろうか、
相手の獣もこちらに気付いて顔を上げた。
目と目がばっちり合った。
耳の立ち方、くちばし(?)の感じ、頭と体のバランス。
「えっ?熊??」。そこで足を止めた。
あまりにも突拍子も無い動物に出くわしたので、一瞬我を疑った。
千葉で熊というのは、聞いた事がない。
北海道の秘境のポイントでサーフィンしていると出くわすなんて話は、
何かで読んだ事があるが・・・。
ちょうどこんな感じで、頭を持ち上げてこちらをキョトンと見ていた。↓
「熊?そんな筈ない」という思いから、立ち止まった場所で、犬だろ?他の動物だろ?と、
目を凝らして見てみたが、確かに熊だ。
胴体の太さ、首の細さ、撫で肩で、後ろ足を少し畳んだ格好だった。
熊だったら距離をとらなければ、でも目を逸らして逃げてはいけないと、
そのままの体勢で後退りして、10歩か20歩ほど後退りして、
最初に獣に気づいた辺りまで戻った。
獣に殺気は感じなかった。
「なんだコイツ?」という感じでこちらを見ていた。
こちらも距離をとった所で立ち止まって、獣の出方を待った。
まだ自分の中では「これは現実なのか?」と疑っていて、獣の姿を瞼に焼き付けていた。
同時に、襲って来たらどうするか、逃げるか、戦うか、大声で威嚇するか、
サーフボードを使って威嚇するかなど、シミュレーションしていたが、答えは出なかった。
数秒見合ったところで、熊はこちらに興味を無くしたように、
顔を少し上にして左右に振る動作をしてから、
僕から見て右手の藪の中へ入って行った。
その時のフォルム、前足が少し長く、後ろ足が短い。
犬や猪に比べて明らかに太く逞しい。やはり熊だ。
特に後ろ足の筋肉のつき方が印象に残っている。
ぐっと踏み込んで、後ろ足の筋肉に力が込められるのが見え、軽やかに藪の中に消えた。
ちょうどこんな感じ。もう少し顔を前に突き出して、
少し急いだように藪に消えた印象がある。
熊が去り、僕の中では「助かったのか?」という思いと
「これは現実なのか?」という思いが交錯していた。
ただ、駐車場へ向かうには、熊のいた場所を通らなければ行けず、
まだ近くにいるかも分からないので、
しばらく動けず、どうするか迷いながらオロオロしていた。
不思議なもので、熊と見合った時には頭は冷静に働いていたのに、
熊が去ってからは気が抜けたように臆病になってしまった。
そうしていると、海から上がって来たサーファーがいたので、事情を説明した。
千葉で熊なんて聞いたことないし、変な人だと思われないかと、
ちょっと心配だったけれど・・・。
「熊?熊は恐いなぁ・・・」と言いながら、彼は少し警戒しながらも先に歩を進めた。
実際に見ていないから進めたんですよと、駐車場で話してくれたけれど、
彼の後ろについて僕も駐車場にたどり着けた。
ありがとうございました。
RECAMP館山の店員さんに話した。キャンプ場に注意喚起しなければと思ったからだ。
彼も半信半疑。そりゃそうだ。
「狸じゃないですか?」「いや、家の近所に狸はいたけれど、そんな小さい生き物じゃないです。」
「キョンじゃないですか?」「いやいや、山で鹿みた事あるけど、そんな華奢な生き物じゃないです。」
「猪じゃないですか?」「いや、そんなズングリした生き物じゃないです。」
なんてやり取りをした。
「どの位の大きさでした?」という問いに、
「どのくらいだろう?」という保留の言葉を出したところで、
現場に戻ってみる事になった。
僕はというと、まだ近くにいるかもしれない、
こちらの様子を伺っているかもしれないと、気が気ではなかった。
現場に着くと、熊が去って行った先は、獣道になっていて、
藪がトンネルのようになって奥に繋がっていた。
↑まさに、ちょうどこんな感じ。(これは実際に熊が通った獣道だそう)
「確かに獣道になってるなぁ」という店員さんが、足跡らしきものを見つけた。
「足跡もありますねぇ、これは確かに熊ぽいな、明らかに猪や犬じゃないですねぇ。」
「マジですか?」
「ほら、コレ」と登山もやるという店員さんが指で示してくれた。
そこには草を踏み潰して行ったような、直径30センチくらいの
丸い足跡のような形があった。
ただ、草の上なので、熊の爪や指の後は残っていなかった。
ちょうどこんな大きさと形で、草を踏みつけた形になっていた。↓
僕らの見た足跡は草を踏み潰した跡なので、このようにハッキリとした
熊の爪などの跡ははなかったのだけれど、形や大きさはまさにこんな感じ。
ともあれ、熊にしろ、猪にしろ、大型の野犬にしろ、何かどデカい獣がいる事は確かなので、
RECAMP館山さんから警察に一報を入れてもらい、
注意喚起を促してもらうという事で、僕は現地を後にした。
遭遇場所はこの辺り↓
——
以上が9月2日に起きた顛末だ。
家に戻って少し調べてみた。
いくつか目撃例はあるものの、公式には千葉県での熊の生息は確認されていない。
それらの目撃例はいずれも後ろ姿だったり、横断していくのを見たというもので、
僕のように数秒以上、見合ったものは見当たらなかった。
その後、館山警察署は猪との見間違えと結論した。
猪と見間違える事はよくあるという、ただそれだけの理由。
こちらへの聞き取りもなし。
はたして猪だったのか。
僕自身、本当に熊なんてあり得るのか?と何度も目を凝らした。
横切った、後ろ姿を見たと言うものではなく、目と目が合って見合って、
何度も目を凝らして見返した。
記憶を辿って、あの時の獣の佇まいや動きと似た「猪」の写真をネットで探した。
どうだろうか。
見合った時の姿に近いのは、こんな感じだろうか?
日没後の薄闇の中なら、見間違える事はありえなくもないが・・・。
平砂浦に来た事がある人なら分かると思うが、
あそこの防砂林は背が低く、せいぜい2m〜高くても3mもない。
まだ日没前の9月の防砂林の道は、けっこう明るいのだ。
顔の位置が全然違うし、プロポーションも全然違う。
右の藪へ消える時のシルエット。ぜんぜん違う。間違えるだろうか?
そして、足跡は明らかに違う。
猪の足跡はスキー場などでもよく見かける。ぜんぜん違うのだ。
猪の脚で、私たちが見つけたような、丸い踏み潰したような跡をつけるのは無理なのだ。
猪の足跡↓
足跡らしき物のあった場所、ちょうど僕が印象に残っている、
あの、獣が後ろ足に力を込めてグッと踏み込んだ場所と一致しているのだ。
後日、あの時スマホを持っていればとも思ったが、持っていたとしても、
熊と対峙した状態で撮影なんかできなかっただろう。
熊に殺気はなかったとしても、スマホで撮影できるような状態ではなかった。
スマホを構える動きで熊が危険を感じ取れば、どんな行動に出るか予想できない。
それくらいの緊張感ではあった。
熊は埼玉にも、茨城にも、神奈川にも、東京にも生息している。
千葉だけ生息していないと決めつけるのはどうなのだろう。
これは友人に指摘されたのだが、餌になるキョンの激増も、
熊の生息を否定しきれない一因にならないだろうか。
目撃情報を最初から「見間違え」と決めつけて取り合わない、
館山署の対応には残念な気持ちが残る。
とはいえ、自分自身が目撃者でなかったなら、僕もそちら側に立っていたかもしれない。
この数日、信じてもらえない人の悲しみが少しわかった気がする。
備忘録終わり。
—
追記
平砂浦は、若かりし頃、初めてサーフボードにウネリから立てた、
僕にとって大切な場所だ。
仲間たちとの楽しい思い出もある。
おかしな噂を広めるのは本意ではない。
しかし、僕の中ではあの獣は猪ではないので、
キャンプに来た子供や、地元の方が遭遇して、
怪我したりなんて事も望んでいない。
もし偶然このブログを見つけた人がいたら
熊にしても、猪にしても、残飯やゴミの処理、人気のない時間帯の森への出入りは、
少し気をつけた方が良いかもしれない。
大きさは四つん這いの状態で、ゴールデンレトリバーの2倍くらい、
僕のお腹かミゾオチくらいの高さがあっただろうか。
体幅も人間より一回りか二回り大きそうに見えた。
駐車場であるRECAMP館山を通して警察に連絡してもらったが、
館山警察署は猪との見間違えとして処理。
確かに、あのような場所で熊と遭遇することは考えずらいが、とはいえ、
遭遇者である僕に詳細の確認もなしに猪と断定されてしまったのは少し残念。
9月5日に館山署に電話をして詳細を説明しようとしたが、
初めから全くとりあう気もない態度だった。
あの獣は熊だったのか、猪だったのか。
備忘録として経緯と状況を書き記しておく。
海上がりという事で、スマホもGoProも持ち合わせていなかったため、
ネットで当時の状況に近い写真を拾って、転記させていただく。
波チェック時の平砂浦。
——
サーフィンを終えた時間は正確には分からないが、
日没までに着替え終わるタイミグを計り、
海岸から駐車場に向かった。
その日の日没時間は18:06。
なので熊と遭遇した時間は、17:30~18:00までの間である。
海から上がり、夕日に照らされた綺麗な雲を見ながら、堤を下り防砂林の砂利道に入った。
平砂浦は駐車場から海岸まで、数分間、防砂林の中を歩く。
その日、駐車したのはRECAMP館山(旧ファミリーパーク)の駐車場。
防砂林を半分ほど歩いた所で、前方に大きな黒い獣が見えた。50mくらい先だろうか。
下を向いて何かクンクンしているように見えたので、
地元の人が大型犬を夕方の散歩に連れ出したのだろうと思い、
近くに飼い主が居るだろうと、構わずに近づいて行った。
ちょうどこんな感じでモゾモゾとしていた。↓
それにしてもやけにデカいなと、飼い主が見当たらないなと思いつつ、
30mくらい近づいた位だろうか、
相手の獣もこちらに気付いて顔を上げた。
目と目がばっちり合った。
耳の立ち方、くちばし(?)の感じ、頭と体のバランス。
「えっ?熊??」。そこで足を止めた。
あまりにも突拍子も無い動物に出くわしたので、一瞬我を疑った。
千葉で熊というのは、聞いた事がない。
北海道の秘境のポイントでサーフィンしていると出くわすなんて話は、
何かで読んだ事があるが・・・。
ちょうどこんな感じで、頭を持ち上げてこちらをキョトンと見ていた。↓
「熊?そんな筈ない」という思いから、立ち止まった場所で、犬だろ?他の動物だろ?と、
目を凝らして見てみたが、確かに熊だ。
胴体の太さ、首の細さ、撫で肩で、後ろ足を少し畳んだ格好だった。
熊だったら距離をとらなければ、でも目を逸らして逃げてはいけないと、
そのままの体勢で後退りして、10歩か20歩ほど後退りして、
最初に獣に気づいた辺りまで戻った。
獣に殺気は感じなかった。
「なんだコイツ?」という感じでこちらを見ていた。
こちらも距離をとった所で立ち止まって、獣の出方を待った。
まだ自分の中では「これは現実なのか?」と疑っていて、獣の姿を瞼に焼き付けていた。
同時に、襲って来たらどうするか、逃げるか、戦うか、大声で威嚇するか、
サーフボードを使って威嚇するかなど、シミュレーションしていたが、答えは出なかった。
数秒見合ったところで、熊はこちらに興味を無くしたように、
顔を少し上にして左右に振る動作をしてから、
僕から見て右手の藪の中へ入って行った。
その時のフォルム、前足が少し長く、後ろ足が短い。
犬や猪に比べて明らかに太く逞しい。やはり熊だ。
特に後ろ足の筋肉のつき方が印象に残っている。
ぐっと踏み込んで、後ろ足の筋肉に力が込められるのが見え、軽やかに藪の中に消えた。
ちょうどこんな感じ。もう少し顔を前に突き出して、
少し急いだように藪に消えた印象がある。
熊が去り、僕の中では「助かったのか?」という思いと
「これは現実なのか?」という思いが交錯していた。
ただ、駐車場へ向かうには、熊のいた場所を通らなければ行けず、
まだ近くにいるかも分からないので、
しばらく動けず、どうするか迷いながらオロオロしていた。
不思議なもので、熊と見合った時には頭は冷静に働いていたのに、
熊が去ってからは気が抜けたように臆病になってしまった。
そうしていると、海から上がって来たサーファーがいたので、事情を説明した。
千葉で熊なんて聞いたことないし、変な人だと思われないかと、
ちょっと心配だったけれど・・・。
「熊?熊は恐いなぁ・・・」と言いながら、彼は少し警戒しながらも先に歩を進めた。
実際に見ていないから進めたんですよと、駐車場で話してくれたけれど、
彼の後ろについて僕も駐車場にたどり着けた。
ありがとうございました。
RECAMP館山の店員さんに話した。キャンプ場に注意喚起しなければと思ったからだ。
彼も半信半疑。そりゃそうだ。
「狸じゃないですか?」「いや、家の近所に狸はいたけれど、そんな小さい生き物じゃないです。」
「キョンじゃないですか?」「いやいや、山で鹿みた事あるけど、そんな華奢な生き物じゃないです。」
「猪じゃないですか?」「いや、そんなズングリした生き物じゃないです。」
なんてやり取りをした。
「どの位の大きさでした?」という問いに、
「どのくらいだろう?」という保留の言葉を出したところで、
現場に戻ってみる事になった。
僕はというと、まだ近くにいるかもしれない、
こちらの様子を伺っているかもしれないと、気が気ではなかった。
現場に着くと、熊が去って行った先は、獣道になっていて、
藪がトンネルのようになって奥に繋がっていた。
↑まさに、ちょうどこんな感じ。(これは実際に熊が通った獣道だそう)
「確かに獣道になってるなぁ」という店員さんが、足跡らしきものを見つけた。
「足跡もありますねぇ、これは確かに熊ぽいな、明らかに猪や犬じゃないですねぇ。」
「マジですか?」
「ほら、コレ」と登山もやるという店員さんが指で示してくれた。
そこには草を踏み潰して行ったような、直径30センチくらいの
丸い足跡のような形があった。
ただ、草の上なので、熊の爪や指の後は残っていなかった。
ちょうどこんな大きさと形で、草を踏みつけた形になっていた。↓
僕らの見た足跡は草を踏み潰した跡なので、このようにハッキリとした
熊の爪などの跡ははなかったのだけれど、形や大きさはまさにこんな感じ。
ともあれ、熊にしろ、猪にしろ、大型の野犬にしろ、何かどデカい獣がいる事は確かなので、
RECAMP館山さんから警察に一報を入れてもらい、
注意喚起を促してもらうという事で、僕は現地を後にした。
遭遇場所はこの辺り↓
——
以上が9月2日に起きた顛末だ。
家に戻って少し調べてみた。
いくつか目撃例はあるものの、公式には千葉県での熊の生息は確認されていない。
それらの目撃例はいずれも後ろ姿だったり、横断していくのを見たというもので、
僕のように数秒以上、見合ったものは見当たらなかった。
その後、館山警察署は猪との見間違えと結論した。
猪と見間違える事はよくあるという、ただそれだけの理由。
こちらへの聞き取りもなし。
はたして猪だったのか。
僕自身、本当に熊なんてあり得るのか?と何度も目を凝らした。
横切った、後ろ姿を見たと言うものではなく、目と目が合って見合って、
何度も目を凝らして見返した。
記憶を辿って、あの時の獣の佇まいや動きと似た「猪」の写真をネットで探した。
どうだろうか。
見合った時の姿に近いのは、こんな感じだろうか?
日没後の薄闇の中なら、見間違える事はありえなくもないが・・・。
平砂浦に来た事がある人なら分かると思うが、
あそこの防砂林は背が低く、せいぜい2m〜高くても3mもない。
まだ日没前の9月の防砂林の道は、けっこう明るいのだ。
顔の位置が全然違うし、プロポーションも全然違う。
右の藪へ消える時のシルエット。ぜんぜん違う。間違えるだろうか?
そして、足跡は明らかに違う。
猪の足跡はスキー場などでもよく見かける。ぜんぜん違うのだ。
猪の脚で、私たちが見つけたような、丸い踏み潰したような跡をつけるのは無理なのだ。
猪の足跡↓
足跡らしき物のあった場所、ちょうど僕が印象に残っている、
あの、獣が後ろ足に力を込めてグッと踏み込んだ場所と一致しているのだ。
後日、あの時スマホを持っていればとも思ったが、持っていたとしても、
熊と対峙した状態で撮影なんかできなかっただろう。
熊に殺気はなかったとしても、スマホで撮影できるような状態ではなかった。
スマホを構える動きで熊が危険を感じ取れば、どんな行動に出るか予想できない。
それくらいの緊張感ではあった。
熊は埼玉にも、茨城にも、神奈川にも、東京にも生息している。
千葉だけ生息していないと決めつけるのはどうなのだろう。
これは友人に指摘されたのだが、餌になるキョンの激増も、
熊の生息を否定しきれない一因にならないだろうか。
目撃情報を最初から「見間違え」と決めつけて取り合わない、
館山署の対応には残念な気持ちが残る。
とはいえ、自分自身が目撃者でなかったなら、僕もそちら側に立っていたかもしれない。
この数日、信じてもらえない人の悲しみが少しわかった気がする。
備忘録終わり。
—
追記
平砂浦は、若かりし頃、初めてサーフボードにウネリから立てた、
僕にとって大切な場所だ。
仲間たちとの楽しい思い出もある。
おかしな噂を広めるのは本意ではない。
しかし、僕の中ではあの獣は猪ではないので、
キャンプに来た子供や、地元の方が遭遇して、
怪我したりなんて事も望んでいない。
もし偶然このブログを見つけた人がいたら
熊にしても、猪にしても、残飯やゴミの処理、人気のない時間帯の森への出入りは、
少し気をつけた方が良いかもしれない。
2023-09-13 01:02
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