2024_2025 スキー試乗会 菅平 2/18(日) [スキー]
10年乗ったお気に入りのデモ板、まだ使えそうなんだけど、そろそろ・・・という事で、
ハイシーズン用のメイン機を探すため、数年ぶりに試乗会に行ったので、
全部で12台、乗った順に備忘録としてアップ。
2月中旬というのに異例の暖かさ。
暖冬、少雪。
早めの時期に試乗会に来て正解だったかも。
イベントゲレンデは裏太郎ファミリーコース。
ザブ雪で、適度に荒れたナチュラルバーンの中斜面。
写真は手前がファミリーコースの斜面。
家族が昼食をとっている間に、短い時間で試乗するため、
あらかじめチェックしておいた板を中心に試乗。
去年も暖冬で、早々に雪がなくなってしまい、試乗会に行けなかった事もあり
気になっていた継続モデルも多く試乗した。
【HEAD WC Rebels e.Race】
ものすごく撓みを感じる。
トップで雪面を掴むのが早く、そこから切り替え迄に貯めた圧を解放する時に
まるでロイター板でブォンと飛んでいるようにターンができる。
おや、これは面白い。
しかも山回りまでしっかりとエッジを掴んでくれているので、
ターンの仕上げが雑と言われる僕は、もう少し丁寧にターンを仕上げられそうな気がする。
【HEAD WC Rebels e.Race_pro】
突破力があり、足場感がすごく頼もしい。
ハリのある芯材だけれど、ザブ雪の中でもググッと撓んで来るのが分かり、
そこからグイグイグイーと雪をかき分け加速してくれる。
おぉ、これはいい。
ターン後半の抜けも良く、トップの捉えも早いので、内傾角を作りやすく
縦目のターン孤も、深回りもやりやすい。
【Volkl RACETIGER RC BLACK】
すごく扱いやすくて、ターン孤を自由に作れる。
トップの捉えが早いというより、スキーヤーのターン始動の動作にクイックに反応してくれる感じ。
なので谷回りを作りやすく、抜け出しの角度設定にも素直についてきてくれるので
ターン孤を表現しやすい。
反応が早いと言っても敏感な感じではないのが良い。その辺の塩梅が絶妙だ。
スピード耐性も高く、50キロレンジでは余裕がある。
フォルクル独特の操作性の良さだけでなく、しっかりと撓んでくれるのが好印象。
ユーザーフレンドリーなのに、上級者までカバーできる懐の深さがある。
【Volkl RACETIGER GS MASTER 173cm】
せっかくなので、デモ系トップモデルにも乗せていただいた。
ザブ雪を切り裂いて、何一つ苦労せずに荒れた斜面を滑れる。
フォルクルらしい操作性の高さで、何の苦もなくゲレンデを降りてこられ、
それなりにスキーらしく滑れているが、実際はぜんぜん撓ませられてないので、
僕にはオーバースペックなのだろう。
【Volkl RACETIGER GS 178cm】
この大回り系の板に乗っていると、自然に笑みがこぼれてしまう。
178cmなのに、荒れたザブ雪なのに。
GSマスターより撓みが出しやすく、しかも十分に突破力が合って
ターン後半から切り替えに向かう局面で、ギュイーンと走っていく・・・まさに悦楽。
この板はいい。
この長さもいい。
小回りもコブも多分できないけど、これは気持ちいいなぁ。
【OGASAKA KS-PV】
10年ぶりくらいにオガサカのデモ板を履いたけれど、
ずいぶんとドライで軽快な乗り味になったなぁと思う。
いや、ちょっと違うか。
全体にシットリした感じの中に、粘りが薄くなって、谷回りから山回りに移行する時点での操作感を軽やかに感じるようになった、そんな表現が正しいかもしれない。
でも全体の素直な操作感は変わらない。
ターン始動の動作に素直にスキーがついてくる、ターンを引っ張る(あるいは
早く切り上げる)動作にも、何の違和感もなくスキーがついてくる。
綺麗に撓んで優しく返ってくる乗り味。
頑張って踏まなくていい、でもちゃんと踏んでやるとちゃんと撓む。
頑張って内傾角を作らなくていい、でもちゃんと必要な内傾角が自然と取れる。
そうか、試乗会で最初に乗るべきはオガサカだったんだ。
【RACETIGER SL】
GSマスターより固く感じた。
実際は小回りをするために忙しく体重移動をするので
ちゃんと力を伝えられず、それに対して板の反応が早すぎて、
うまく操れなかったという感じだろうか。
まぁ、やっぱりショート系の板は合わないのでしょう。
【OGASAKA KS-AP】
素直な操作感はPVと同様。しかしもう少し撓んで板の粘りがあって、トップの捉えが早い。
ターンの抜け出しはPVの方が早いが、ターンの仕上げはAPが仕上げやすい。
ショートターンはAPの方がしやすい感じ。
なかなか良いね。
かっ飛ぶというより、緻密なターンが作れる板。
ターン孤を自在に作るという意味では、フォルクルのRCも同様だが、
もう少し精緻で細かな部分を探れる感じがする。
【Elan PRIMETIME44】
ビンディング位置が前寄りなのか、すごく短く感じる。
反発自体は強くはないが、板が返ってくるタイミングが早く、僕とは合わなかった。
【ATOMIC REDSTER X7 REVOSHOCK C】
素直で癖のない板で、乗り味はオガサカのKS-PVに近いと思う。
もう少し硬く、反応がゆっくりめな感じ。
「硬い」というよりは「フレックス量が少ない」という表現の方が良いかもしれない。
とはいえ、すごく乗りやすいので、1級保持者位の足前の人は、
山全体をオールラウンドに楽しめると思う。
スピード領域も広そう。
【HEAD WCR e-SL Rebel FIS EVO14】
このクラスの板になると、たとえセパレートタイプのプレートを着けていても
僕の足前では自由に踏む事が難しい。
板に仕事をさせてターンしていくのではなく、自分で板を動かしてターンせざるを得なくなってしまう。
やっぱちょっとオーバースペックなのだ。
【ATOMIC REDSTER X9S REVOSHOCK S】
X7より撓みを感じる事ができ、スキー自体も粘りがあって、むしろ乗りやすい感じがした。
上質な乗り味で、これはなかなか良いね。
ザブ雪の中でも安心して踏んで行ける安定感。
ターン後半の抜け出しのシャープさも秀逸で、かなり気持ちいい。
今回、4つも欲しい板ができてしまった。
【HEAD WC Rebels e.Race_pro】
【Volkl RACETIGER GS】
【OGASAKA KS-AP】
【ATOMIC REDSTER X9】
方向性、すっげぇバラバラww。
さて、どうしたものか・・・
ハイシーズン用のメイン機を探すため、数年ぶりに試乗会に行ったので、
全部で12台、乗った順に備忘録としてアップ。
2月中旬というのに異例の暖かさ。
暖冬、少雪。
早めの時期に試乗会に来て正解だったかも。
イベントゲレンデは裏太郎ファミリーコース。
ザブ雪で、適度に荒れたナチュラルバーンの中斜面。
写真は手前がファミリーコースの斜面。
家族が昼食をとっている間に、短い時間で試乗するため、
あらかじめチェックしておいた板を中心に試乗。
去年も暖冬で、早々に雪がなくなってしまい、試乗会に行けなかった事もあり
気になっていた継続モデルも多く試乗した。
【HEAD WC Rebels e.Race】
ものすごく撓みを感じる。
トップで雪面を掴むのが早く、そこから切り替え迄に貯めた圧を解放する時に
まるでロイター板でブォンと飛んでいるようにターンができる。
おや、これは面白い。
しかも山回りまでしっかりとエッジを掴んでくれているので、
ターンの仕上げが雑と言われる僕は、もう少し丁寧にターンを仕上げられそうな気がする。
【HEAD WC Rebels e.Race_pro】
突破力があり、足場感がすごく頼もしい。
ハリのある芯材だけれど、ザブ雪の中でもググッと撓んで来るのが分かり、
そこからグイグイグイーと雪をかき分け加速してくれる。
おぉ、これはいい。
ターン後半の抜けも良く、トップの捉えも早いので、内傾角を作りやすく
縦目のターン孤も、深回りもやりやすい。
【Volkl RACETIGER RC BLACK】
すごく扱いやすくて、ターン孤を自由に作れる。
トップの捉えが早いというより、スキーヤーのターン始動の動作にクイックに反応してくれる感じ。
なので谷回りを作りやすく、抜け出しの角度設定にも素直についてきてくれるので
ターン孤を表現しやすい。
反応が早いと言っても敏感な感じではないのが良い。その辺の塩梅が絶妙だ。
スピード耐性も高く、50キロレンジでは余裕がある。
フォルクル独特の操作性の良さだけでなく、しっかりと撓んでくれるのが好印象。
ユーザーフレンドリーなのに、上級者までカバーできる懐の深さがある。
【Volkl RACETIGER GS MASTER 173cm】
せっかくなので、デモ系トップモデルにも乗せていただいた。
ザブ雪を切り裂いて、何一つ苦労せずに荒れた斜面を滑れる。
フォルクルらしい操作性の高さで、何の苦もなくゲレンデを降りてこられ、
それなりにスキーらしく滑れているが、実際はぜんぜん撓ませられてないので、
僕にはオーバースペックなのだろう。
【Volkl RACETIGER GS 178cm】
この大回り系の板に乗っていると、自然に笑みがこぼれてしまう。
178cmなのに、荒れたザブ雪なのに。
GSマスターより撓みが出しやすく、しかも十分に突破力が合って
ターン後半から切り替えに向かう局面で、ギュイーンと走っていく・・・まさに悦楽。
この板はいい。
この長さもいい。
小回りもコブも多分できないけど、これは気持ちいいなぁ。
【OGASAKA KS-PV】
10年ぶりくらいにオガサカのデモ板を履いたけれど、
ずいぶんとドライで軽快な乗り味になったなぁと思う。
いや、ちょっと違うか。
全体にシットリした感じの中に、粘りが薄くなって、谷回りから山回りに移行する時点での操作感を軽やかに感じるようになった、そんな表現が正しいかもしれない。
でも全体の素直な操作感は変わらない。
ターン始動の動作に素直にスキーがついてくる、ターンを引っ張る(あるいは
早く切り上げる)動作にも、何の違和感もなくスキーがついてくる。
綺麗に撓んで優しく返ってくる乗り味。
頑張って踏まなくていい、でもちゃんと踏んでやるとちゃんと撓む。
頑張って内傾角を作らなくていい、でもちゃんと必要な内傾角が自然と取れる。
そうか、試乗会で最初に乗るべきはオガサカだったんだ。
【RACETIGER SL】
GSマスターより固く感じた。
実際は小回りをするために忙しく体重移動をするので
ちゃんと力を伝えられず、それに対して板の反応が早すぎて、
うまく操れなかったという感じだろうか。
まぁ、やっぱりショート系の板は合わないのでしょう。
【OGASAKA KS-AP】
素直な操作感はPVと同様。しかしもう少し撓んで板の粘りがあって、トップの捉えが早い。
ターンの抜け出しはPVの方が早いが、ターンの仕上げはAPが仕上げやすい。
ショートターンはAPの方がしやすい感じ。
なかなか良いね。
かっ飛ぶというより、緻密なターンが作れる板。
ターン孤を自在に作るという意味では、フォルクルのRCも同様だが、
もう少し精緻で細かな部分を探れる感じがする。
【Elan PRIMETIME44】
ビンディング位置が前寄りなのか、すごく短く感じる。
反発自体は強くはないが、板が返ってくるタイミングが早く、僕とは合わなかった。
【ATOMIC REDSTER X7 REVOSHOCK C】
素直で癖のない板で、乗り味はオガサカのKS-PVに近いと思う。
もう少し硬く、反応がゆっくりめな感じ。
「硬い」というよりは「フレックス量が少ない」という表現の方が良いかもしれない。
とはいえ、すごく乗りやすいので、1級保持者位の足前の人は、
山全体をオールラウンドに楽しめると思う。
スピード領域も広そう。
【HEAD WCR e-SL Rebel FIS EVO14】
このクラスの板になると、たとえセパレートタイプのプレートを着けていても
僕の足前では自由に踏む事が難しい。
板に仕事をさせてターンしていくのではなく、自分で板を動かしてターンせざるを得なくなってしまう。
やっぱちょっとオーバースペックなのだ。
【ATOMIC REDSTER X9S REVOSHOCK S】
X7より撓みを感じる事ができ、スキー自体も粘りがあって、むしろ乗りやすい感じがした。
上質な乗り味で、これはなかなか良いね。
ザブ雪の中でも安心して踏んで行ける安定感。
ターン後半の抜け出しのシャープさも秀逸で、かなり気持ちいい。
今回、4つも欲しい板ができてしまった。
【HEAD WC Rebels e.Race_pro】
【Volkl RACETIGER GS】
【OGASAKA KS-AP】
【ATOMIC REDSTER X9】
方向性、すっげぇバラバラww。
さて、どうしたものか・・・
2024-02-19 20:30
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