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GWのかぐらで滑り納め&KEY-SKI試乗 [スキー]

今シーズンのスキーもかぐらで滑り納めの日が来た。

新しい季節に向かって進む気持ちと
少し寂しい気持ちが交錯するこの季節。

初日は素晴らしい天気に恵まれた。

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関越をひた走ると、遠くに雪景色が見えてくる。
2週間前より、だいぶん雪が減っているが、
やはり白銀は招くのである・・・。

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湯沢の雪解け水の小川。
山里の原風景に心が和む。

スキー場は満員御礼状態。
8時には駐車場は満車。
今シーズンは雨が少なかったおかげで、
融雪が進まず、雪がタップリと残ったかぐらスキー場。
暖かい気温とすばらしい天気で、
皆、春スキーらしい軽装で、思い思いに滑りを楽しんでいた。

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第5ロマンスリフトから。
深かったコブも、整備され、少し削られて
滑りやすいリズミカルで手頃なサイズになっていた。

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田代湖を望む。
タップリの残雪と深緑色の湖面。
春スキーらしい綺麗な景色。


一通り滑りを楽しんだ所で、
毎年恒例のKEY-SKIの試乗会に参加した。

相変わらず、丁寧な仕事ぶりのKEY-SKI。
クラフトマンシップが創り出す高級機。
なかなか乗る機会がないので、
春のかぐらの、楽しみの一つとなった。

EZO 83
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久々にこのシリーズを履く。
キャップ構造になって、ロッカーも入り
とても軽快になった。
コブのアタマで2回回すことができるので、
春のかぐらでも、何の苦労もなく動き回れる。
反面、今までのようなシットリ感はなくなった。
この辺は、好き嫌いが分かれる所のようで、
シットリ系が好きな人には、サンドイッチ構造のシリーズも
特別バージョンで発注できるとか。
なるほど、受注生産ならではのサービスだ。
実際、コブの使用では新シリーズに軍配が上がるが
荒れ地では、サンドイッチの方が吸収力があって
楽だった様な気がする。
キャップ構造にして、扱いやすさという点で
間口を広げるというのも、一つの戦略なのだろう。
(写真のコスメの「pow dancer」は別のシリーズらしいが、
何故かEZO83に印刷されていた)

EZO 100
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いや〜。やっぱこのシリーズは楽しい。
ドーム形状のソールに、今年はロッカーまで入った。
超フクザツな形状のソールなのだが、
乗った感想は、そんな複雑さは何処かに吹き飛ばしてしまう
シンプルな楽しさに溢れている。
自在にまがり、フワリフワリと雪の上を漂う恍惚。
角付けとか、ポジショニングとか、カービングとか
どーでも良くなっちゃう。
軽快感を増し、遊び心を増した感じ。
昨年の高級感も捨てがたいけどね。

ARX15
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昨年乗ったゼロベントの進化版。
特殊なレール構造により、ビンディングと板を完全に切り離した。
スリーサイズは殆ど変わらないようだが、
トップの捉えがよくなり、扱いやすく、安定感も増している。
相変わらず履くと短く感じる。
この板は、シッカリとセンターに乗ってやる事が大切。
面を使う操作が得意で、雪面への吸い付くようなシルキーな感触。
このタッチは今まで以上に絶品。
でも、今までのようなセンの細さは感じない。
何か強くなったような印象。
荒れ地での大回りっぽい動きでも、突破力がついたし
ハードバーンで飛ばしたら気持ち良さそうな、そんな予感がする走り。
これぞオールラウンドという板になって
上級者諸兄の要求に応えられるようになったのでは?

一日中、コブを滑っていると、さすがにアシコシに悪いので
試乗会で一呼吸入れるのが、やっぱり良いね。


二日目
小雨ながら、なんとか滑れるコンディション。
予報では強い雨だったが、小雨が降ったり止んだり。
ガスも頂上付近に限られていた。
風が冷たく、気温ちょい低め。

ゲレンデはこんな感じ
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今日はコブ斜面大会。
なんと小学6年生が260点をたたき出していた。
それ以外の人達も、コブ滑り名人ばっかりで
みんな上手かったわ〜。

しかし、かぐらに来てるボーダーも負けてない。
果敢にコブに入ってきて、
みな上手に滑り抜けている。
ジャンプやトリックも、朝から飛びまくってる。

さすがに、GWまで滑り倒してる連中は
スキーヤーもボーダーもすげ〜や。

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テクニカルコースのコブ。
2週間前よりもピッチが広がり、
スゴく滑りやすくなっていた。
4/21の記事中の写真と比べてみると、よく分かる。
このくらいピッチに余裕があると
難易度的にはジャイアントと大して変わらない感じ。
何とか自分も、スキーらしいサマを作れた。

バンク滑りから、斜度変化の所でストレートラインに
変化させるのだが、上手くいくとコレが気持ち良い。
最後まで滑りきって、ぴたっと止められると、
なんか上手くなった気分。
だけど、2週間前に手も足も出なかった記憶があるので、
来シーズンへの課題も残して、時間いっぱい滑り
ケガもなく気持ちよく終了できた。

シャトーの温泉にユックリ浸かり
疲れをとって帰った、

小雨で帰りの足が早かったこともあり、
渋滞も思ったより少なかった。

今シーズンのかぐら、
みつまたはそろそろヤバくなってきたけど、
かぐらはまだまだ、滑れるコンディションで
マニアを出迎えてくれそう。


これで、今シーズンのスキーは終了。
スキーも止められない。
サーフィンも止められない。
金はないのに。
どっちも中途半端なのに。
やっぱり楽しみな来シーズンなのだ。

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