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今回のモーグルジャッジはヒドすぎる [スキー]

上村選手が4位に終わった。

誰が見ても、カーニーより素晴らしい滑り。
カーニー自身も負けを覚悟した滑り。

だが、結果は・・・。

下は上村とカーニーの採点表だ。

2014-02-09_051920.jpg

アメリカのジャッジが、トンデモな点数をつけているが
これはカットされるので問題ない。
それでも、全員のターン点が上村と同じか、カーニーが上だ。

そのカラクリはこうだ。
http://www.j-cast.com/2014/02/10196456.html
里谷多英選手による解説↑

つまり、上体のブレ、基準点が点数に与える影響が高いと。
え? カーニーのは、上体のブレどころじゃないでしょう?
バタバタだし、上体と下半身の動きも同調していなかった。
それでもカーニーが上に来るシステムなのだと・・・。

しかし、そうだとしたら余計に問題だ。
実際の滑りとかけ離れた得点が表示されるシステム。

しかも、それは素人が見ても明らかなほどの差なのだ。

そして、曖昧な基準点をつかい、有名選手やW杯上位選手に、
あらかじめ有利に働くシステム。

こんなシステムを使っていたら、
誰もモーグルに興味をもたなくなるだろう。

見ててシラケルだけだ。

男子予選でも、ミカエルが流した滑りで、
スピードも技も覇気のない滑りでダントツな点数を出した。
ビロドーがその後、ホットな滑りで1位になったが、
ミカエルの点数を見てシラケてしまった。
いや、確かに綺麗なすべりだし、まとまっていたし
キッチリ決まっていたけど、遅いし、気迫ないし。

ソコソコの点数なら分かるけど、ブッチギリですよ!

スーパースターは創り出しやすいシステムだが、
見ててゲンナリするあからさまなのは止めてもらいたい。

私はそもそも、モーグルでカービングなんて
あまりアテにしていない表現だったが、
今の採点基準はヒドすぎる。

豪快なエアとアツイ滑りが評価されない競技なんて
なんの意味があるのだろうか?

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