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18本もの強行採決の嵐を忘れたのか! [雑感]

参院選。
自民党の有利がささやかれる。

マジか!?

都議選も自公の圧勝だったが・・・。

この国の有権者は
第一次安倍内閣が、わずか一年の間に
18本もの法案を強行採決したのを忘れたのだろうか?
ほんの数年前。

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ざっと調べると
●改正教育基本法
●19年度予算
●国民投票法案
●在日米軍再編特措法案
●少年法改正の強行採決
●更生保護法案の強行採決
●教育三法の強引採決(学校教育法、地方教育行政法、教員免許法)
●社保庁改革法案
●年金時効特例法案(あるいは消えた年金幕引き法案)
●イラク特措法案の強引採決
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どれも、国民生活の根幹に関わる法案。
中には、一晩で3本もの強行採決をしたものもある。

はっきり言って、国民の声なんてドーデモいい人なのだ。
民主主義なんてドーデモいい人なのだ。
彼の言葉に、どれだけ「国民」という言葉が入っていようが
その心の奥には国民はいない。

こんな政権が、衆参で大多数を占めたら
トンデモナイ事になる。

マスコミもアベノミクスなどと浮かれた放送を繰り返しているが、
「アベノミクス」なる経済政策は、
小泉改革が挫折したあたりから、一般の書籍でも多数出回っていた
日銀批判とともに存在していた、特に目新しくもない経済政策論だし、
安倍政権の本質は、NHK番組への介入に象徴されるように
とても表現の自由などとは程遠い暗黒政権だ。
今回のTBSのように、自分たちに不都合な番組には
容赦なく圧力をかけてくる。

賭けても良いが、安定過半数を獲得したら
この前の春闘や、この夏のボーナスのような、
裏で示し合わせたような賃上げはなくなる。

あれだけ脱デフレと言っておきながら
内部留保課税を議論にも上げず、約束手形なしの、
何となく空気を作っているだけの
景気浮揚のアリバイ作りから、
彼らの、魂胆が透けて見える。

そう、昨年末の衆院選の公約の表現と同じ、
その魂胆が見え見え。

アメリカに作ってもらった憲法だからと言って
明治憲法も真っ青な暗黒憲法に変えたい自民党。
なるほど、だから民主主義も国民主権も
占領軍にもらったもんだから手放して
国家主権の野蛮な国にしたいんだね。

日本国民は、本気でこんな政権に投票するのだろうか?

特に、働くお父さん達。
株価が少し良くなったくらいで
自分たちの未来を、子供達の未来を
売り渡すのだろうか?

その憲法草案を見ても
「自由」とは最も遠い距離にある政党が
自由民主党なのだが、そんな事すらも分からない
アホな日本人では無いことを祈るばかりだ。



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