SSブログ

初滑り & KEISKIオリジナルデザイン [スキー]

ようやく初滑りで、スキーシーズンイン。

大晦日の苗場。

今シーズンは雪が豊富なスタートになった。
苗場も雪たっぷり。

天気も晴れ時々曇りまたは小雪で、視界も上々。

でも、運行リフトを減らしていたので、リフト待ちが多い。
せめてもう一本動かしてくれれば、効率的に滑れるのに・・・。
ちょっとケチりすぎではないか。

とはいえ、そのおかげで、みんなリフト乗り場で待たされているため
ゲレンデ自体は空いている。
人をよける必要もなく自由にラインが選べるので、
初滑りとしては、かえって良かったのか?

今シーズンはK,2のiKonic80を買ったので、それを@ampでチューンしてもらっている間は
愛機のHEAD Supershape SPEEDで滑る。
いつもは古い板でシーズンインしてるのだけど、
やっぱ新しい板で最初から滑るってのは良い。
早いタイミングからトップが雪面を捉えてくれて、
滑りのイメージとのギャップが少なく、感覚を取り戻すのが早い。

IMG_1014.jpg

初日から、ある程度スピード出していけるのは嬉しい。

そういえば、先輩のケイスキーも調子よさそうだ。
いつも慎重な滑り出しの先輩が、ガンガン縦に板を落として行ってる。

オリジナルデザインのケイスキー。

上がってきたのを店舗で見たときは、少し地味かなと思ったけど
ゲレンデではちょうど良い感じにシブい味が出てる。

IMG_1010.jpg

IMG_1011.jpg

IMG_1012 2.jpg

本当は北海道のイラストは、もっとビンディングに近づけたかった。
素材の質感とかビンディングの位置など、細かい部分が分からなかったので
多少、仕上がりのイメージが違っていたけど、許容範囲という所か。

次回はもっと美味くデザインできるだろう、って次回なんてあるのか?

2017-12-31-15-00-00-large.jpg


元旦はかぐら。

天気予報が大雪大雪と煽るからか、駐車場はガラガラ。
ゲレンデもガラガラ。

雪も思ったほどではないので、SuperShape SPEEDで滑る。
ただ、視界が前日ほそ良くないので、
足裏感覚に頼る局面もあるので、スピードは控えめだ。

IMG_1015.jpg

2018-01-01-15-00-00-large.jpg


2日
目を覚ますと、前日から降り続いた雪が
たっぷりと屋根に積もっていた。

IMG_1013 2.jpg

今日はK2の新板の出番。

K2のiKonic 80。

spopia_s-sk101507.jpeg

実は昨シーズン終盤に、アトミックのVANTAGE X77を買ったのだ。
シーズン終盤に数日乗ったのだが、どうもシックリ来なかったので
K2に買い換えた。

imgrc0063490175.jpg

VANTAGE X77は中級者用の板だけど、スピード出してもバタバタしないし、
トップの捉えがSuperShape並に早い。
もう少し良い素材を使ったり、乗り味を繊細にしたらサイコーに楽しいのだろう。
ただ、いかんせん中級板。乗り味という抽象的な言葉でしか表せないが
そういう部分で物足りなさを感じてしまったのだ。

K2のiKonicはスウィングウェイトが軽く、柔らかく、シットリとした乗り味で
さすが上級者用の板という感じ。
ただ、トップの捉えは早くなく、カービング性能はそれほどではない。
ターン始動では自分でトップをしっかりと回旋させる必要がある。
ターン中盤から後半は、コニック構造の恩恵で気持ちよくターンできる。
履いていて疲れないし、直線的に、あるいはジャンプしたりと
自由なラインで滑りたくなる板だ。

この日のかぐらは膝上くらいのパウダー。
特に、テクニカルコースは絶品で、
数年ぶりにテクニカルコースを真っ直ぐ滑った。
大雪の日はテクニカルコースガサイコーだ。
この一本でK2の元は取ったくらいの気持ちよさだった。

パウダーっていうのは、病みつきになるなぁ。

スキーも止められない。

2018-01-02-15-00-00-large.jpg


nice!(0)  コメント(0) 

KEY-SKI EZO85 オリジナルデザイン 出来! [スキー]

五月の試乗会で気に入ったKEY-SKI EZO85。

先輩がオリジナルデザインで発注する事になり
私がデザインする事になった。

ケイスキーは、オプションでオリジナルデザインを
発注する事ができるのだ。

-----

さて、クライアントである先輩は、お祭りが生き甲斐な人なので、
彼の所属している神輿の会の名称から、
「夢」という文字をモチーフに選ぶ事にした。

また、オリジナルのデザインはさわやかで柔らかいイメージだけど、
逆に、ハードで力強いイメージを持たせたいという事で
黒をメインカラーにする条件で作成開始。

-------

グラフィックデザイナーとして長いことやってるけど
スキーのデザインは初めて。

素材感やサイズ感などが不慣れなため
仕上がり予想が難しい。
また、不用意なラインなどを入れると
全体がアンバランスになって、なかなか難しい。

試乗会に行っては、ニューモデルのコスメを
あーでもない、こーでもないと無責任な事を言ってきたが
実際にやってみると、制約も多く、なかなか思い切った事ができない。
各メーカーのデザイナーさん、今まで好き勝手な事言ってスミマセン。 m(__)m


A-s.jpg

第一回提案が上↑

金具が着いていないと全体の仕上がりが想像しにくいのだが
取り付けセンター位置などが、不明のため
チロリアのHPより写真を拝借して、他社の同ビンディング装着写真などを
原寸に拡大したりして「とりあえず」位置決めして提案。

基本、シンプルでスポーティなイメージでデザイン。
少しシンプルすぎたかな。

先輩からレスポンス。
・「夢」の文字は、一見して読めない方がよい
・北海道の形を何処かにワンポイントで入れたい
・KEY-SKIのロゴは、赤で小さめにおしゃれに入れたいとの事。
・もう少しアソビを加えたい

これらのリクエストに応えて、
もう少し動きをだして作ったのが下↓

6.8.ezo85_YUME_s.jpg

「夢」の文字と「羽」をコラージュして
羽ばたいていくような浮遊感とスピード感を表現した。

hane.jpg

パウダーでは飛ぶような浮遊感で、
ゲレンデはレーシングカーのようなスピード感で走り抜ける、
EZO85のキャラクターにピッタリと合ったのではないだろうか。

先輩、気に入ってくれた様子。
ビンディングの位置などが、正確でなかったりするので、
これを微調整する事で決定。

早期受注会で大忙しの我満さんをつかまえてもらい
正式なEZO85のテンプレートデータを送っていただく。
そこにオリジナルのデザインをリサイズしながら
落としていく。

出来上がったデータにビンディング位置と北海道マークとの位置関係の
エクスキューズを入れ完成。

我満さんに送り返した。

さてさて、秋には上がってくると言う。
実物の上がりが楽しみだ。

GWのガーラ&かぐら滑り納め & KEI-SKI 2018モデル試乗会 [スキー]

5月3日〜5日に滑り納めスキー旅行に行ってきた。

4月に傷めた腰が、完治しそうでしてない状況。
無理しなければ何とか・・・という感じ。

ガーラの券をを無駄にしたくないなぁと思いつつ
この数週間ウェブカメラをチェックしていると、
今年は積雪が多くて、間もなくGWだというのに、まだまだ出来そう。

矢も楯もたまらず、いつもの滑り納め合宿の前半に一泊追加して
ガーラ行きを決めた。

先輩も休みが取れるというので、
宿は湯沢近辺で、一週間前前には空きがあり
素泊まり専門(?)の温泉民宿を予約して
おっさん二人旅でGO。

IMG_0212.jpg
ガーラは、やはり例年よりも積雪が多く
コンディションとしては4月の中旬くらいか。
それでも、気温は高くなるので、
コンディションをキープするのは大変だろうと思う。

毎回思うのだが、ガーラと言えば交通の利便性ばかりがクローズアップされるが
実はガーラの圧雪隊はスゴイのではないか。
他の春スキー営業をしているスキー場より、あきらかに標高が低いにも関わらず
午前中であればスピードに乗ったロングターンも可能なコンディションを
常に整えてくれる。
手間も人手もお金もかかる割に、どうしても重くなる春の雪で
なかなか評価されにくい圧雪作業。
いやいやいや、このご時世に、とっても頑張ってくれていると思う。

積雪があっても、様々な理由で営業を続けられないスキー場が多い。
経営母体の体力勝負の所もあるのだろうけど、
実際に汗を流してくれてる人達には、スキーヤーとして敬意を表さずにはいられない。

IMG_0213 1.jpg
グルノーブルではリズミカルで奇麗なコブが並んでいた。
このコブはよいね。
リハビリをかねた滑りでは良い練習が出来た。
溝コブラインは難しいが、お椀コブに縦めに入れば
それほど腰に負担をかけずに、そこそこ深めのコブも出来る事がわかった。
どうやら上下動前後動では痛みがないが、左右へのヒネリ運動に若干の痛みが残り
あまり外向形をつくらない方がよいようだ。

軽めに滑った後、湯沢の宿に入った。


IMG_0224.jpg
温泉街に流れる川が、なかなかの風情。

食事はGWという事で、どのお店も激混みだった。
「保よし」というお店に入って、注文して3分もせずに出てきたカツ丼。
味付はよかったが、カツが揚げたてでなく、肉も脂っ気がなくてガッカリだった。
かじか酒は初めて飲んだけど、なかなかだった。
地元では有名なお店らしいけど、リピートはしないな。

-------

二日目以降はかぐらでスキー。

IMG_0236.jpg
ロープウェイでみつまたエリアに上がると
新緑と雪のコントラストが綺麗だ。
この時期ならでは。

IMG_0230.jpg
ガーラほどガンガンに圧雪しないので、あっという間に斜面が荒れる。

でも、さすがに雪の色が白い。
これが本来の雪だよなって感じ。

IMG_0243.jpg
例によって鯉のぼりが青空に気持ちよく泳いでいる。
気持ちいいね〜。

今シーズンはケイスキーの試乗会にも参加できた。

EZO 85 PowerFlex
IMG_0227.jpg

初登場のニューモデルらしい。

この板には衝撃を受けた。
今シーズン、オールシチュエーション系と春スキー用のデモセカンドモデルを中心に
けっこう試乗してきたけれど、コレはダントツ。
コレはスゴイよ。
いや〜、コレは欲しい。。。
あんまり良かったんで、ちょっと長めのコメントになります。

●履いた感じが軽い(良い意味で)。
●柔らかくて良く撓み、かつ強さもあわせ持つ。
●反発が絶妙。
●エッジの捉えが速くてシャープ。
●デモモデルと同等以上の切り替えの速さ&スムーズさ。
●履いていて疲れないし、操作性が良いので、2級くらいから
その性能を満喫でき、エキスパートまで楽しめる懐の深さがある。

センター幅が85ミリということを差っ引いても、このスキーは良い。
というか、履いていると、85ミリという事は完全に忘れてしまう。

滑り出しのスケーティングから、スイングウェイトの軽さを感じる事ができる。

整地では、トップの捉えが速く、谷回りを作りやすい。
テールのヌケがすごく良くて、スピードに乗ったロングターンが可能だ。
自分レベルではショートターンは縦長のラインになるが、
テクニカル以上のレベルの人ならば、綺麗な円を描けるだろう。

シャープにエッジを使えるので、内傾角を積極的に出す滑りが気持ちよいが
浮力を利用した、面を使った滑りもコレまた大得意で、
この一本で、様々な滑りのバリエーションを手に入れられる。

コブでは、板が撓み、反発するのを足裏で感じることが出来る。
この反発が絶妙で、マッタリせずに、かつ発射もせずにコブを滑りきることができる。
85ミリ幅にもかかわらず、クローズスタンスを取りやすいので溝コブも入れる。
浅いラインしか入らなかったが、溝ラインではテールヌケの良さが、
コントロールを助けてくれて、リカバリーもしやすかった。

エッジングの自在さに加え、
撓みと反発のバランスが、このスキーのキモと見た。
脚力の弱い人には弱いなりにシッカリと撓み、
強い人にはそれに応じた強めの反発が返ってくる。
なぜ、そんな事が可能なのか・・・。
そこは企業秘密らしい。

でも、それゆえ85ミリ幅にもかかわらず、デモスキーのトップ機種レベルの
切り替えの機敏さを獲得してるという事だろう。

いや〜、海外でメインストリームのオールシチュエーションカテゴリー、
ここ数年の進化は本当にすさまじい。
最近の僕のお気に入り、K2のiKonic 80ti、AtomicのVantage X80 CTI、
すんごく良いスキーだけど、どちらも一長一短があった。
そんな中で、ついに全部をカバーしてしまった感があるEZO85。

VolklのSWの使い勝手の良さを、センター幅85のスキーで実現してしまった感がある。

コスメもオリジナルにカスタマイズできるし、
これはマジ欲しい。


ARX13
IMG_0228 1.jpg

小回りデモモデル。

軽快で、切り替えが楽しい。
履いた感じも軽くて、疲れない。
エッジ感覚はシャープでキビキビと動いてくれる。
スピードを出してもバタバタしない。
少し山回りに切り上がりすぎる感じがあり、
ロングターンは詰まり気味になるかも。


ARX15
IMG_0229.jpg

大回りデモモデル。

履いた感じは軽いが、かなりシッカリ感がある。
短いサイズしか残ってなかったからか、
堅くて上手く撓ませられなかった。
ハイシーズンの整地なら撓ませられるかな。。。
コブでは直線的に入っても、全然しならずに突破していく。
乗れないことはないが、僕レベルでは一日乗っていると疲れてしまう。
脚力の強い人かテクニカル以上の人向け。
気になったのはカラカラ音。ケイスキーでカラカラ音は初めての経験。
この音はいただけない。
気にならない人もいるらしいが、僕はダメだ。


EZO85を履いた後なので、いつも履きやすくて楽しめるARXが
難しい板に感じてしまったかもしれない。
もし、ケイスキーに試乗する機会がある人は
EZO85の前にARXに乗っておいた方が良いかも。

IMG_0241.jpg


----------------


IMG_0240.jpg
午後ともなると山全体が不整地コブと化すかぐら。

IMG_0238.jpg
腰痛のため、5ロマもテクニカルも行けずじまいで
今シーズンは終わってしまった。

来シーズンは、もっと春コブを楽しみたいな。

IMG_0244.jpg

これにて17-18シーズンのスキーはおしまい。

もうしばらくして、腰の痛みがとれたら、
サーフィンを再開したい。

雨とガスのかぐらでK2試乗会 [スキー]

あいにくの雨なので、フード付きリフトがある
かぐらスキー場へ日帰りスキー。

IMG_0189.jpg
これは雨とガスの切れたときの写真。
時間帯によっては視界が10mくらいの時もあった。


IMG_0190.jpg

あらま、K2の試乗会をやっていた。
そういえば、去年も乗らせていただいたっけ。
おかげで、けっこうK2には詳しくなった。

実際、気に入った板(KONICシリーズ)があったので、
今シーズンにはネットでK2をポチッとしたんだけど、
あいにく実店舗との併売で在庫切れでキャンセルになってしまった。

メーカーの試乗会は
量販店の試乗会とちがって、一つのメーカーの板を
種類を変えながらジックリ試乗させてもらえるので、
メーカーの中で何が話しあわれ、どういう意図をもって開発されているか
詳しく聞き、かつ乗せてもらえるので、深く知ることが出来て楽しい。

K2に抱いていたイメージも変わって
けっこう素直で使いやすい板も多い事が分かり
今では自板選びの候補の一つになった。

とはいえ、雨とガスで、これまた難しい試乗会。
斜面は春のかぐらだしね。
うまく板の特性を引き出せてないカモだけど、
二番手三番手の板を中心に、備忘録アップ。


Charger 168cm 126 /76/105
IMG_0180.jpg
継続モデル。
去年乗らなかったから乗ってみた。
軽くてしなやかで取り回し易い。
K2のこのChargerラインの板は、どれもトップの捉え早くて
ターン前半からシッカリ雪面を捕らえていけるのがいいね。
エッジホールドが少しマッタリした感じがするけど、
アマイという感じではない。
ロングターンも詰まることなくできて、
2級くらいの人にはベストマッチじゃないだろうか。
Super Chargerほどギュンギュンしてないので
板を操るスキルを習得しやすいんじゃないかな。
自分的にはもう少しキレ感がほしいかな。


KONIC 78 170cm 119/78/108
IMG_0188.jpg
今年までkonic78Ti というのがあったけど
新シリーズはメタルなしのKONIC 78になった。
乗った感じ、去年乗ったiKONIC 80よりも、トップが重くなった感じがして、
スピードにも強くなったような気がした。
聞いてみたら、コニック構造の「X」の隙間にカーボンシートを入れたという。
カーボンだけで、けっこう変わるモンだね。
現行モデルはトップがすごく軽くて、とても取り回し易かったけど、
反面、メタルなしモデルでは、荒れた斜面ではスピードを出すと
少し弱い感じがした。
新しいKONICは、荒れた斜面でも板に強さが出た。
その分、コブの頭で2回まわすとか、太いスキーでは考えられない程の
取り回しの良さは、少し陰を潜めた。
ともあれ、このシリーズはトップが広すぎないので
ターンの入りとヌケがスムーズで、
ギャップやコブも楽に滑れるところは、来期も健在だね。

ところで、KONICとiKONICの違いはビンディングらしい。
来期モデルのKONICのビンディングは、ちょっと変わった形で
なんか小さい感じになった。
低重心で安定感につながる構造らしい。
へぇ〜って感じ。
何年か前のVOLKLのプラチナムRに付いてたヤツに似てる。


TURBO CHARGER 165cm 129/72/107
IMG_0191.jpg
Chargerラインに新登場のモデル。
コスメはコレが一番カッコイイ。
小回りベースの板。
サンドイッチ構造とキャップ構造のハイブリッド構造。
すごく取り回し易い。
シャープな反応で思いどおりのラインが描ける。
しなやかで軽量。撓みもよく感じられ、板の返りも適度で使いやすい。
サンドイッチのしなやかさと、キャップの反発の良さが、いい感じに出てる。
特にショートターンの自在感が秀逸で、斜度のある斜面でも
最後まで落差に負けずにキッチリとターンを仕上げる事ができる。
逆に飛んだりはねたりしながら、斜面をショートターンで駆け抜ける事もできる。
その反面、ロングターンは、少し詰まり気味になるかもしれない。
2級くらいの人にはChargerが最適と書いたけど、コレも良いかも。
1級以上の人でも遊べるから、この板は人気がでるかもしれない。


iKONIC 84 Ti 170cm 133/84/112
IMG_0192.jpg
最後はトップモデルを試乗してみた。
いや〜、やっぱ良いわ。
春のかぐらの、しかも午後2時の荒れた斜面を
フツーに何事もなかったかのようにロングターンできる。
安定性抜群。エッジのつかみもバッチリ。それでいて扱いやすい。
この辺はコニック構造の恩恵だろう。
全然太さを感じない。
柔らかく撓み、適度に反発がある。
走るけど走りすぎず、足下に常にある。
現行の80Tiもよかったけど、
来期モデルの方が少しエッジグリップがよくなってる気がする。
カーボンメッシュ入れたのと、表面のビンディングの前に突起を付けたのが効いてる。
海外とか北海道のスキー場だったら
こういうスキーが良いんだろうな。
コブに入らない人だったら、そこらの高くて重いデモ板を買うより
こういう板を買った方が、絶対に楽しめる。


試乗会が終わり、自板でコブ練してたら、
コケて腰を傷めてしまった・・・トホホ。

GWくらいまでスキーできないかも(T T)


2017-04-09-12-00-00-large.jpg

2017-2018 アルペンニューモデル試乗会 アサマ2000 [スキー]

今回、先輩が新しい板を買うというので、アサマ2000での試乗会に同行した。
自分の春スキー用の板も、10年以上前のモデルとなってしまったので、
春の不整地やコブ用の板で良い板がないか、
セカンドモデル、サードモデルを中心に試乗してみた。

しかし、当日は雪。時には吹雪のように吹いていて、
荒れた斜面の上に新雪が10センチ以上積もるというコンディションで
しかも、大会をやっていて斜面規制がされているという状況。
上手くスキーの特徴を把握できていないかも知れない。

IMG_0171.jpg


VOLKL PLATINUM SRC
P3260120.jpg
最初の一本。ウォーミングアップもなしに試乗を始めてしまったために
今回、最も特性をつかみ損なったと後悔した一台。
軽い履き心地。ドライな乗り味。
取り回しが楽だが、不安定な印象はない。
板が下に下に向く不思議な感触。
ただ堅い斜面には歯が立たない。


FISCHER Progressor F18
P3260121.jpg
軽くて取り回しが楽な板。板を自由に動かせる。
エッジホールドが弱い感じがするが、その分、面を使って動かしやすい。
新雪荒れ地もギャップを乗り越えながら、楽にこなしていける。
アイスバーンではたたかれてしまった。


Atomic Vantage X80 CTI
P3260122.jpg
これは良かった。今日イチ。
持った感じ重いが履くと軽い。軽いがシットリとして安定感のある乗り味。
撓みながらエッジが雪面を捉えていく感覚が分かる。
センター幅が80ミリとは思えないキビキビ感があった。

特に内足操作がしやすく、ボコボコに荒れた斜面をロングターンで突破していく時
内足の外エッジを絶妙に使ってバランスを整える事ができ、
この日の新雪の中に大きなギャップがボコボコ隠れている荒れた斜面でも、
整地と変わらない内傾角を出すことができた。

切るズラすが意のままに出来るが、どちらかといえば切っていく快感が勝る。
操作性が良いのでコブもイケるが、幅が広いのでどうしてもワイドスタンス気味になって、
センター幅が60〜70ミリの板よりは難しいかもしれない。


ReIzm SPOOK
P3260123.jpg
昔、ID-ONEの初代の板を乗っていた事があった。なつかしいな。
あの頃は、滑れない斜面なんてないんじゃないかと錯覚するほど、自由で良い板だった。
今は滑れる斜面を探すようになってしまった。情けないね〜。

この板も、とても自由な板という印象。
どこでも行って良いよと板が言ってくる。
滑走面と同じ素材をスキーの化粧面にも使用して、
振動吸収性を高めるという、おもしろい発想。
乗り比べてないので、確かなことは言えないが、軽い乗り味の割に安定している。
センター幅を感じさせない、取り回しの良さ。
反応が早い。
ただ、少しトップの返りがはやいのか、ちょっと表現が難しいが、「滑走感」が乏しい。
もう少し全体に「ねばり」がある方が好みだな。

実はこの日、最もスピードが出たのが、この板で不整地を走った時だった。
ほかの板の時は50kmくらいで滑ってたんだけど、
この板の時だけ60km出てて、そんな10kmもスピードが上がってるなんて
全然分からなかったほど、普通に滑れたのは驚きだ。


HART Circuit MT Demo
P3260124.jpg
全体に乗りやすくなった。操作しやすい。
乗り味も良い感じ。安定感もあるね。
シットリ感とドライ感を良いところでバランスしてる。
ただ、どうしても自分にはトップが堅い気がする。もう少し柔らかい方が好み。
でも、前みたいにテールだけが走っていく感じゃなくなって
ちゃんとトップを使って滑れるし、
今回、すごくバランスの良いスキーに仕上がってると思う。

定価で8万ちょっとで買えるわけだが、内容的には10万以上の他メーカーに
まったく引けをとらない板だと思う。
コスメがイマイチだけどね。


FISCHER Progressor F19 TI
P3260125.jpg
F18のメタル入り。
安定感があって良いね。
撓みも出せるし。
すこしエッジホールドが物足りない感じがする。
そのためシャープな印象が薄い。
まぁ、チューンナップで何とでもなってしまうのかも知れないけど・・・。
プログレッサーは、F18もそうだったが、
面を使って操作する乗り方が良いのかも知れない。


オガサカ UNITY SS1
P3260126.jpg
ユニティの上位機種。
ProgressorのF18とF19TIのちょうど
中間くらいの乗り味。
操作性もよく、しっかりしていて安定感がある。
これもエッジホールド感が少し弱くて、
ロングターンではもう少し切って走りたい。

プログレッサーもユニティもカービング性能がマイルドになったのかなぁ。


IMG_0172.jpg

今回はあまり沢山乗れなかった。
ATOMICのVantage X80 CTIが良かった。
去年かぐらで試乗した、K2のiKonic 80Tiと良い勝負で
この2機種だと甲乙つけがたい。
このくらいの出来映えの板だと、アサマのコブやお椀コブでは問題がない。
ただ、春の深くてタイトな溝コブではちょっと難しいかもしれない。

そのほかのモデルは、自分にはもう一つピンとくるものがなかった。

特にセンター幅が75mmくらいの板は、自分にはエッジホールドが弱い割に、深雪での優位性を感じられなかった。
70mmくらいの板はシャープな感じで、軽量モデルであれば深雪での取り回しは75mm幅と変わらない感じがした。
80mm幅の板になると、明らかに深雪での浮力が大きく優位性が出てくる。
最終的には全体のバランスの問題なのだろうが、
わずか数ミリの違いで、ずいぶんと変わるモノだ。

一本持つならセンター70mm前後の板。
二本持つなら70mm前後+80mm前後の板かな。


先輩はVOLKLのCDとSWで迷ってSWを予約してた。

CDとSWは試乗してみたかったけど、敢えてしなかった。
三年目を迎えた自分のSuperShape SPEEDはまだまだ元気で、
トップの捉え、突破性、安定感、操作性、まったく問題がない。
深雪や春スキーでは、もう少し軽快なモデルがほしいとはいえ、
高価すぎるトップモデルの新板を買う余裕もないからなぁ。

2017-03-26-12-00-00-large.jpg

かぐら みつまたのスノーマットは注意が必要 [スキー]

4/23 かぐらで今シーズンの滑り納めをしてきた。

記録的な雪不足の今シーズン。

ボク自身も、こんな少雪ははじめて。

一度だけ、98年の長野オリンピックの年、
GWにかぐらに雪がなくて滑れなかった事がある。
あの時は春に急激に暖かくなってしまったのだった。

今年は冬全体を通して雪が降らなかったな。

とはいえ、かぐらはまだ滑れる。

P4230036.jpg

この時期は、スキーはコブ好きが集まる。

P4230037.jpg

スノーボーダーは転んでも痛くないので
パークで練習したり、
果敢にコブに入ったりして遊ぶ。

P4230041.jpg

オオイワスポーツのニューモデルスキー試乗会をやっていた。
いろいろなメーカーが出ていたが
ストックリやブロッサムといった
珍しい海外のメーカーも出していた。
あと、さすがオオイワだけに、ブーツの試乗コーナーも
しっかり設置されていた。

さて、みつまたはクローズ。
かぐらへの連絡コースとして1〜2m幅の雪の道を残していたが
前夜の雨で、それも無くなってしまったようだ。

そうなると雪の下からスノーマットが出てくる。

2016.4.23-16-thumb.jpg

このスノーマットはくせ者で、注意が必要だ。
HPでは特に書いていないが、
この上を高速で滑ると、板のソールがあっという間にダメになる。

放送ではゆっくりスピードに気をつけてと言うが
ソールを傷つけたくないなら、歩くようなスピードで滑ること。

多くの人は、ソールを傷つけたくないので
スノーマットの上を歩いていたが、よく滑るので注意が必要。
ボクは歩いたが、この日一番疲れた。

また最も注意が必要なのは、泥はねだ。

スノーマットは人工芝よりも長い繊維質のブラシのようなモノなので
そのブラの先がぴんぴんはねて、泥を飛ばすのだ。
摩擦を少なくするために、常に水を流しているために
スノーマットの下の泥が浮いてきていて、
その上を滑ると、ウェアのスネから下が泥だらけになる。
歩いても、同じだ。
撥水性のあるウェアなら、ロープウェイ乗り場などに設置してある
水洗い場で流せば良いが、白いパンツや
撥水性のないパンツなどの場合は汚れが落ちなくなる場合があるので
注意しないといけない。

当然、板もブーツも泥だらけになる。

ブログには書いてあるけど、HPにはそういうアテンションがない。
こういう情報はしっかり伝えて欲しいね。
そうすれば、こちらも対策を考えて行けるからね。
http://blog.princehotels.co.jp/ski/kagura/035374.php
かぐらのブログ↑

タチの悪い人だと、クリーニング代よこせなんて
クレームきても、おかしくないからね。




4月10日 かぐらの状況とK2ニューモデル試乗会 [スキー]

P4100023.JPG

まず、かぐらの状況。

4月の上旬で、東京から日帰り圏で滑りを満喫できるのは、かぐらと奥只見くらいという
異常なシーズン最終盤。

4時半に現着。仮眠。
駐車場は8時には満車になると思った方がよい。

リフト券売り場は混雑軽減を図るために、いろいろ工夫されていてそれほど並ばずにすむ。
グッジョブ。
しかしロープウェイに乗るためには、長蛇の列に並ぶ必要がある。これは避けられない。

バーン状況。
みつまたエリアは危機的な状況。

P4100021.JPG
大会バーン。
土がいたる所で出てしまっている。

P4100022.JPG
ファミリーコース
こちらは、まだ滑れるが、所々雪が薄くなり、
下のスノーマットが透けて見えている部分がある。
スノーマットが露出している上をスキーやボードで滑ってしまうと、
板のソールが一発でやられるので、絶対によける必要がる。要注意。

かぐらエリアは、まだまだ大丈夫そうだ。
ただ、ジャイアントコース、テクニカルコースのコブのボトムに、
何カ所かブッシュや土が出ている部分があった。
月曜日に10cm程度の降雪があったので、隠れたかもしれない。

田代エリアも、ボチボチやばくなりつつある。

P4100027.JPG
チャレンジバーン
もう至る所に土が出ていて、コブのボトムもブッシュだらけでクローズ間近。

P4100026.JPG
ダイナミックコース
コース自体は大丈夫そうだが、練習コブラインのボトムはブッシュが出ている。
下部も融雪で土が出ている部分もある。

田代の他のコースは時間がなくて滑れなかった。
が、基本的には日当たりの良い箇所、削られるコブのボトム部分から土が出始めるので注意。

まだ4月の上旬だというのに、5月の連休後半のような状況。


K2試乗会。

久々のK2試乗会。
午前中、コブを滑って、早くも腰痛が心配な状況になったんで、試乗会に参加した。
免許証を見せると無料で参加させてもらえる。
スキーシーズンの新たな相棒捜しもさる事ながら、いろいろな板に乗ると、
自分がいかにスキーのセンターに乗れていないか分かったり、自分の悪い癖が分かったりして良いのだ。

ヘタレなりの試乗感想を備忘録としてアップします。

●IKONIC 80
P4100028.JPG
これはオールマウンテンカテゴリーだけど、すごく自由に動かせる。久々にジャンプしたりしてみたくなった。
しなやかで良く撓み、軽量で素直な挙動。荒れたかぐらの斜面を気持ちよくクルージングできる。
幅広だけどコブのトップで2回まわす事も出来る。
ただ、本気で飛ばそうと思うと、少しバタつきがある。全然押さえられるレベルだけど。
エッジを立ててカービングで切って滑るというよりは、リラックスしながら面を使って滑り、
自由自在にラインをクリエイトしながらスキーを遊ぶにはすごく良い板と思う。

●IKONIC 80TI
P4100032.JPG
こちらはメタル入り。
80では飛ばすとバタついたけど、これは全然安定している。
メタル入りでも良く撓み、挙動も素直で、今日のお気に入りの一台。
春のかぐらの荒れた斜面を快適に滑れた。切る、ズラすが思い通りに出来る。
とは言っても、やはり面を上手く使って滑った方が、この板の良さを出せると思う。
でもエッジをたてたカービングも問題ない。
オールマウンテンのカテゴリーだけど、検定もイケそうな感じ。
ハイシーズンから浮力が嬉しい春スキーまで一台でこなせそうなスキーだ。
コレは良いよ。

●FULLUVIT 95
P4100029.JPG
春のかぐらの荒れた斜面を浮力を利用して気持ちよく滑れた。
面を使って滑るとコントロールしやすい。
軽快で安定感がある。円を描くとか弧を描くというよりは、落下していくスキーをコントロールして遊ぶスキー。
切っていきたいときは、トップからカービングしていくような基礎っぽい滑りではなく、
足下を降り出すような動きの方をするとカーブできる。

●SUPER CHARGER
P4100031.JPG
これは良いよ。今日のお気に入りの一台。
トップの掴みが早くて、素直で。フルサンドイッチ構造になったのが効いてる。
すごく扱いやすい。
HEADのスーパーシェイプやオガサカのTCのSシリーズのような扱いやすさがある。
う〜ん、でもVOLKLのSWにも近い感じもする。
中・小回りベースの板だけど、ロングターンもツマらずに滑れる。
デモ板では、ずいぶん前にアパッチ・クロスファイアーというベストセラーがあったけど、
それ以来のヒット作になり得るんじゃないかな。
検定にもバッチリだし、一日滑っても疲れずに滑れるし、
荒れた春のかぐらでもストレスがなく滑れる。
オールラウンド性が非常に高い。

●SPEED CHARGER
P4100033.JPG
大回りベースのデモ板。この板は走る。
SUPER CHARGERと同じ構造なのに、ターン中盤から一気に走り出す感じが分かる。
しかし良く撓むので、発射する感じではなくコントロールが可能だ。
トップの食いつきが遅いので、弧を描こうとするとテクニックが必要に思う。
K2のロングターンベースの板は、オラにはちょっと難しい。


LINEの板にも乗った。

●LINE SICK DAY 95
P4100030.JPG
メタルなしバージョンだけど、全然安定している。
良く撓んで、大きく弧を描きながら滑る。
オフピステ用の板だけどゲレンデでも使いやすい。
179cmもあるけど長さを感じない。


記録的な少雪に愕然としながらも、暑すぎない天気に恵まれ
なかなか楽しい試乗会でした。

2016-04-10-12-00-00-large.jpg

2月21日 尾瀬岩鞍の状況 エキスパートコースの雪崩 [スキー]

21日(日)ホワイトワールド尾瀬岩鞍へスキーに行った。

天候は曇り時々雪

ゲレンデは風が強く、ゴンドラ運休、山頂方面のリフト、西山のリフトが運休となった。

女子国体下部、チャンピオンコースは滑る事ができた。

ゲレンデはこんな感じ。
P2210002.jpg

リフトでは風を感じないが
この山の反対面では、ものすごい風が吹き付けている。
P2210001.jpg

ミルキーウェイ、男子国体コースを滑りたかったのだが
かなわなかった。

岩鞍と言えば、もう一つ滑りたいコースがエキスパートコースの上部だ。
40度の壁面の非圧雪エリアだ。
スキーとは落下するスポーツだという事を思い出させてくれる楽しいコース。

しかし、数日前の雪崩で閉鎖されてしまった。

リフトからその様子が見える。
P2210009.jpg

コースの斜面下側、1/3くらいからズルッと雪がはがれたようだ。

別の角度からの写真。
P2210017.jpg

逆光で見づらいが、左下が雪崩が起こった所だ。
左下から右下(写真の外)へと雪が崩れて行った。
よく見ると、上部のセンターにある林の左側にも
クラックらしき物が見えるので、
もしかしたら、上から次第にズレてゆき、
最も高低差の出る左下部から右下部へと崩れたのではないだろうか?

今シーズンの小雪で、雪が吹き溜まるコース右下のボトム部分には十分な雪がつかず
いつものシーズンより左右の落差が出来ているように見える。
そしてこの数日の極端な寒暖差で、表層雪崩の起きやすい状況ができていたのではないか。

エキスパート下部も閉鎖されてしまっている。

今回は、楽しみにしていたコースが滑れず、
とても残念だった。

ところで、今シーズンの小雪は、やはり想像以上だ。

至る所で雪が薄くなってしまっている。
まるでシーズン終盤、3月下旬のようなゲレンデだった。
チャレンジコースのコブのボトムは
全てブッシュや土が出てしまっていて
とても滑る気がしない。

リフト下の雪も本当に少ない。

今週は寒気が入って、少し降る予報だが
ドカ雪でもこないかぎり、多少の雪では焼け石に水だろう。
これは岩鞍だけではあるまい。

スキー場やスキーファンにとっては由々しき事態だ。

岩鞍を初め、群馬のスキー場に行くなら
早めに行っておいた方が良いだろう。

2016-02-21-12-00-00-large.jpg

ヘルメットのゴーグルホルダーとゴーグルバックルの干渉をなくす方法 [スキー]

Tポイントが貯まったので、念願のヘルメットを購入した。
GIROのNINE PLUS。
昨年モデルが安くなっていたのでポチッと。

P2150002.JPG

これ、インターナショナルモデルだけど、
典型的な日本人顔のボクでも全然大丈夫だ。
軽くて、かぶっていても疲れない。

さて、せっかくメットが良くなったのに、
ゴーグルのバックルが、ヘルメットのゴーグルホルダーと干渉して、
センターで止められず、なんか気持ち悪い。
P2150003.JPG
P2150004.JPG

ホントはゴーグルもGIROで統一したい所だが、
なにせGIROのゴーグルは高いので、
もう少し古女房のALPINAを使う。
このALPINAは、偏光レンズで見やすいけれど
バンドの裏に滑り止め加工とかされてないモデルなので、
センターをズラしてセットしてると、スベスベしたGIROのメットとは
滑ってしまってゴーグルをあげた時などのフィットがイマイチなのだ。

1000円くらいで、このような延長バンドが売っており
これを使うことにより、バックルとホルダーの干渉をなくすのが良いらしい。
31306_1_expand.jpg

しかし、そのようなパーツを買わなくても
上手く工夫して、バックルとホルダーの干渉をなくす方法を教えてもらった。
先人の知恵とは素晴らしいね。
そして、何ともカンタンでしたね。

まず適当な布を用意して、ゴーグルバンドと同じ幅に切る。
ボクはサーフィンで使っていた、古いジャーフルの切れっ端を使用。
古いウェットスーツは捨てないで取っておくと
いろんな事に使えるね。
ウェットのジャージ生地は、ゴーグルバンドの素材に近い質感で
違和感もなくピッタリ。
P2150006.JPG

このようにバンドの長さ調節のクリップに通していく。
P2150007.JPG

バックル部分は、布が内側に来るように通す。
P2150008.JPG

反対側も同様に通せば、一本のバンドのようにになる。
P2150009.JPG

余分な部分をカット。
ボクの場合はちょうどロゴが何とか見える程度にカットした。
P2150010.JPG

ヘルメットのゴーグルホルダーに通して・・
P2150011.JPG

外側からバックルをポチッとはめれば完成。
これで落ちない。
P2150012.JPG

横から見ても、ロゴがちゃんと見えるね。
P2150013.JPG

バックルをずらしてはめてると、何かイマイチフィット感が良くないので、
これでスッキリした気持ちで滑れます!

軽井沢プリンスホテルスキー場の状況 [スキー]

少々遅くなってしまったが
1/31(日)に軽井沢プリンスで滑ってきたので
その様子をアップ。

6時半に家を出て9時前に着いた。
軽井沢は近いね。

朝はこんな感じ。
P1310002.jpg
すばらしい雪質&ゲレンデ整備もカンペキ。

それにしても、15年ぶりくらいに来たけど
ゲレンデは家族連れやキッズが多い。
半分くらいは子供だ。
こんなに子供が多かったっけ?と思ったら
キッズフリープログラムを採用してからとの事。
子供をキッズフリーで滑らせて
家族はショッピングモールなど
楽しみ方が多様なようだ。
キッズスクールの充実ぶりもスゴイ。

なので初心者コースへのリフトは劇混み。

当然、空いている中級コースへ行く。

日帰り駐車場から一番近い
パノラマコース
P1310004.jpg
中級コースとしては、ここで一番長い。
けっこうスピードが出るが、周りに家族連れやキッズが多いので
そんなに飛ばせないね。

アサマコースは終日貸し切りでガッカリ。

数少ない上級コース、スラロームバーン
P1310005.jpg
すぐに合流地点なので飛ばせないね。

お昼頃には、雲が切れ始めた。
ラッキー!
お昼前の上級、アリエスカコース。
P1310007.jpg
検定やってた。
どっちも完璧な整備で「コブ」の「コ」の字もない。
3ターンで終わってしまう。
う〜む、圧雪が完璧すぎて、ちょっと物足りない。
検定に不整地とかなかったっけ?
2つあるコースのどっちかは非圧雪にしといてくれると
楽しいんだけどな。

午後からは青空が広がった。
P1310016.jpg
同じパノラマコースでも
天気によって見え方がずいぶん違うね。
「パノラマ」という言葉がピッタリだ。

一番左奥のパラレルコースで行われていた大会が終わり
午後一で解放された。
なんと大会後にピステンをかけ直してくれている。
P1310017.jpg

さすが岡部哲也!
このコース整備の徹底ぶりには脱帽だ、
午後一で、このグルーミング!
P1310028.jpg

他のスキー場では、ちょっと考えられない。

こんな斜面を滑れるんだったら
もっとちゃんとしたワックスを入れておくべきだったな・・・。

久々の軽井沢は、キッズの多さと
ゲレンデ整備の完璧さに驚かされまくりでした。