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GWのガーラ&かぐら滑り納め & KEI-SKI 2018モデル試乗会 [スキー]

5月3日〜5日に滑り納めスキー旅行に行ってきた。

4月に傷めた腰が、完治しそうでしてない状況。
無理しなければ何とか・・・という感じ。

ガーラの券をを無駄にしたくないなぁと思いつつ
この数週間ウェブカメラをチェックしていると、
今年は積雪が多くて、間もなくGWだというのに、まだまだ出来そう。

矢も楯もたまらず、いつもの滑り納め合宿の前半に一泊追加して
ガーラ行きを決めた。

先輩も休みが取れるというので、
宿は湯沢近辺で、一週間前前には空きがあり
素泊まり専門(?)の温泉民宿を予約して
おっさん二人旅でGO。

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ガーラは、やはり例年よりも積雪が多く
コンディションとしては4月の中旬くらいか。
それでも、気温は高くなるので、
コンディションをキープするのは大変だろうと思う。

毎回思うのだが、ガーラと言えば交通の利便性ばかりがクローズアップされるが
実はガーラの圧雪隊はスゴイのではないか。
他の春スキー営業をしているスキー場より、あきらかに標高が低いにも関わらず
午前中であればスピードに乗ったロングターンも可能なコンディションを
常に整えてくれる。
手間も人手もお金もかかる割に、どうしても重くなる春の雪で
なかなか評価されにくい圧雪作業。
いやいやいや、このご時世に、とっても頑張ってくれていると思う。

積雪があっても、様々な理由で営業を続けられないスキー場が多い。
経営母体の体力勝負の所もあるのだろうけど、
実際に汗を流してくれてる人達には、スキーヤーとして敬意を表さずにはいられない。

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グルノーブルではリズミカルで奇麗なコブが並んでいた。
このコブはよいね。
リハビリをかねた滑りでは良い練習が出来た。
溝コブラインは難しいが、お椀コブに縦めに入れば
それほど腰に負担をかけずに、そこそこ深めのコブも出来る事がわかった。
どうやら上下動前後動では痛みがないが、左右へのヒネリ運動に若干の痛みが残り
あまり外向形をつくらない方がよいようだ。

軽めに滑った後、湯沢の宿に入った。


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温泉街に流れる川が、なかなかの風情。

食事はGWという事で、どのお店も激混みだった。
「保よし」というお店に入って、注文して3分もせずに出てきたカツ丼。
味付はよかったが、カツが揚げたてでなく、肉も脂っ気がなくてガッカリだった。
かじか酒は初めて飲んだけど、なかなかだった。
地元では有名なお店らしいけど、リピートはしないな。

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二日目以降はかぐらでスキー。

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ロープウェイでみつまたエリアに上がると
新緑と雪のコントラストが綺麗だ。
この時期ならでは。

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ガーラほどガンガンに圧雪しないので、あっという間に斜面が荒れる。

でも、さすがに雪の色が白い。
これが本来の雪だよなって感じ。

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例によって鯉のぼりが青空に気持ちよく泳いでいる。
気持ちいいね〜。

今シーズンはケイスキーの試乗会にも参加できた。

EZO 85 PowerFlex
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初登場のニューモデルらしい。

この板には衝撃を受けた。
今シーズン、オールシチュエーション系と春スキー用のデモセカンドモデルを中心に
けっこう試乗してきたけれど、コレはダントツ。
コレはスゴイよ。
いや〜、コレは欲しい。。。
あんまり良かったんで、ちょっと長めのコメントになります。

●履いた感じが軽い(良い意味で)。
●柔らかくて良く撓み、かつ強さもあわせ持つ。
●反発が絶妙。
●エッジの捉えが速くてシャープ。
●デモモデルと同等以上の切り替えの速さ&スムーズさ。
●履いていて疲れないし、操作性が良いので、2級くらいから
その性能を満喫でき、エキスパートまで楽しめる懐の深さがある。

センター幅が85ミリということを差っ引いても、このスキーは良い。
というか、履いていると、85ミリという事は完全に忘れてしまう。

滑り出しのスケーティングから、スイングウェイトの軽さを感じる事ができる。

整地では、トップの捉えが速く、谷回りを作りやすい。
テールのヌケがすごく良くて、スピードに乗ったロングターンが可能だ。
自分レベルではショートターンは縦長のラインになるが、
テクニカル以上のレベルの人ならば、綺麗な円を描けるだろう。

シャープにエッジを使えるので、内傾角を積極的に出す滑りが気持ちよいが
浮力を利用した、面を使った滑りもコレまた大得意で、
この一本で、様々な滑りのバリエーションを手に入れられる。

コブでは、板が撓み、反発するのを足裏で感じることが出来る。
この反発が絶妙で、マッタリせずに、かつ発射もせずにコブを滑りきることができる。
85ミリ幅にもかかわらず、クローズスタンスを取りやすいので溝コブも入れる。
浅いラインしか入らなかったが、溝ラインではテールヌケの良さが、
コントロールを助けてくれて、リカバリーもしやすかった。

エッジングの自在さに加え、
撓みと反発のバランスが、このスキーのキモと見た。
脚力の弱い人には弱いなりにシッカリと撓み、
強い人にはそれに応じた強めの反発が返ってくる。
なぜ、そんな事が可能なのか・・・。
そこは企業秘密らしい。

でも、それゆえ85ミリ幅にもかかわらず、デモスキーのトップ機種レベルの
切り替えの機敏さを獲得してるという事だろう。

いや〜、海外でメインストリームのオールシチュエーションカテゴリー、
ここ数年の進化は本当にすさまじい。
最近の僕のお気に入り、K2のiKonic 80ti、AtomicのVantage X80 CTI、
すんごく良いスキーだけど、どちらも一長一短があった。
そんな中で、ついに全部をカバーしてしまった感があるEZO85。

VolklのSWの使い勝手の良さを、センター幅85のスキーで実現してしまった感がある。

コスメもオリジナルにカスタマイズできるし、
これはマジ欲しい。


ARX13
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小回りデモモデル。

軽快で、切り替えが楽しい。
履いた感じも軽くて、疲れない。
エッジ感覚はシャープでキビキビと動いてくれる。
スピードを出してもバタバタしない。
少し山回りに切り上がりすぎる感じがあり、
ロングターンは詰まり気味になるかも。


ARX15
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大回りデモモデル。

履いた感じは軽いが、かなりシッカリ感がある。
短いサイズしか残ってなかったからか、
堅くて上手く撓ませられなかった。
ハイシーズンの整地なら撓ませられるかな。。。
コブでは直線的に入っても、全然しならずに突破していく。
乗れないことはないが、僕レベルでは一日乗っていると疲れてしまう。
脚力の強い人かテクニカル以上の人向け。
気になったのはカラカラ音。ケイスキーでカラカラ音は初めての経験。
この音はいただけない。
気にならない人もいるらしいが、僕はダメだ。


EZO85を履いた後なので、いつも履きやすくて楽しめるARXが
難しい板に感じてしまったかもしれない。
もし、ケイスキーに試乗する機会がある人は
EZO85の前にARXに乗っておいた方が良いかも。

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IMG_0240.jpg
午後ともなると山全体が不整地コブと化すかぐら。

IMG_0238.jpg
腰痛のため、5ロマもテクニカルも行けずじまいで
今シーズンは終わってしまった。

来シーズンは、もっと春コブを楽しみたいな。

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これにて17-18シーズンのスキーはおしまい。

もうしばらくして、腰の痛みがとれたら、
サーフィンを再開したい。

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