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年末年始 苗場、かぐらの状況 [スキー]

年末、苗場〜かぐらで初滑り。

2015-12-30 10.03.06.jpg

この冬の雪不足は深刻だ。
スキーをはじめて四半世紀、
ほぼ毎年の年末年始をスキー場で過ごしている。が、
こんな小雪は経験が無い。

だいたい、クリスマス寒波でほとんどのスキー場が滑れるようになり、
お正月寒波で安定した斜面になり、
2月の大寒波でシーズン終わりまで持たせる。
その間は、降ったりやんだりを繰り返すというのが
関東甲信越スキー場のパターン。
年によって、雪量の多い少ないはあったが、
ここまで少ないのは経験が無い。

苗場も、年末に全面滑走できるように間に合わせたが
ブッシュが出まくりだった。
葉っぱの先が出ている程度のものが多かったが、
たまに茎や根っこまで露出しているので、
気をつけながら滑らないとならない。

雪が薄いので、圧雪も弱く、斜面はボコボコだ。

PC300004.jpg

子供用のスノーエスカレーターも
雪不足でベルト下の動力部分を雪中に埋められず
オブジェとなっていた。

スキー場の整備の苦労もどこ吹く風で、
お正月寒波も期待はずれに終わり、
この冬のスキー場は、本当にヤバい。

翌日はかぐらで滑ったが、
さすがにかぐら。
ブッシュの「ブ」の字もない。
気持ちよく滑る事が出来た。
それでもみつまたエリアの雪は薄く、
ぎりぎりブッシュがでない所まで積もらせた感じ。

PC310005.jpg

いくらかぐらでも、このまま降らなければ
スキーヤー、ボーダーに雪が削られて
土が出てくるのは時間の問題な印象を受けた。

あと、みつまたエリアに出来た人工コブ。
雪が削られて、下地のスノーマットが露出している箇所があった。
ここを板で踏むと、一発で板のベースがはぎ取られる。
気づかずに滑ってしまったが、ソールのウラがまるで
日焼けした肌の皮を剥いたように、
ベロンと薄皮が剥がされたような状態になってしまった。
泥が出ているよりもタチが悪いので、
スノーマットが露出している場所は
絶対に滑ってはいけない。

湯沢近辺のスキー場も、のきなみ一部滑走できない状態が続いているし、
群馬、長野、東北、関西、本州のほぼすべてのスキー場が危機的状況だ。
北海道だけが例年並みなのだろうか。

この三連休、微妙に降ったらしいが、
もっとまとまった積雪がないと、
シーズン中はかぐらで滑るとしても、
春スキーまで持たないんじゃないかと心配している。

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